医師・スタッフ紹介・ドクターズインタビュー

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ご挨拶

くろだ整形外科クリニックは、2023年5月に開院した地域の健康をサポートするためのクリニックです。
これまで私は整形外科医として、外傷や骨折などの一般的な整形外科診療、脊椎疾患、スポーツ整形外科、膝・股関節疾患、人工関節手術など幅広い診療に携わってまいりました。その中で常に感じてきたのは、「痛みそのもの」だけでなく、「その痛みがあることで日常生活にどのような影響が出ているのか」を丁寧に理解することの大切さです。
患者さまの中には、「この痛みはいつまで続くのか」「手術が必要なのか」「このまま歩けなくなるのではないか」といった不安を抱えながら来院される方も少なくありません。そうしたお気持ちに寄り添い、できるだけ分かりやすい言葉で現状をお伝えし、納得して治療に向き合っていただけるよう心がけています。
治療には、薬や注射だけでなく、リハビリテーションや生活習慣の工夫など、さまざまな選択肢があります。大切なのは、医療者が一方的に決めることではなく、患者さまご自身の生活や価値観を踏まえながら、一緒に最適な方法を考えていくことだと考えています。
当院では、膝や股関節をはじめとした関節疾患の診療経験を生かしながら、「できるだけ長く自分の足で歩き続けること」「日常生活を少しでも快適に過ごせること」を目標に診療を行っています。
これからも地域の皆さまにとって、気軽に相談でき、安心して通っていただけるクリニックであり続けられるよう努めてまいります。

院長紹介

くろだ整形外科クリニッ 院長 黒田 泰生 (くろだ やすお)

くろだ整形外科クリニック院長黒田 泰生(くろだ やすお)

専門医・認定医

  • 日本整形外科学会認定整形外科専門医

経歴

  • 2004年
    秋田大学医学部医学科卒業
  • 2006年
    臨床研修修了し、大阪大学整形外科医局入局。箕面市立病院勤務。
  • 2007年
    大阪中央病院 勤務
  • 2008年
    大阪労災病院 勤務
  • 2009年
    大阪大学医学部付属病院、堺市立病院 勤務
  • 2013年
    国立病院機構大阪医療センター 勤務
  • 2019年
    市立吹田市民病院 勤務

所属学会

  • 日本整形外科学会
  • 日本股関節学会
  • 日本骨粗鬆症学会

趣味

お風呂(温冷浴・サウナ)、アート鑑賞

リハビリテーションスタッフ

河畑 隼(かわはた はやと)

河畑 隼(かわはた はやと)

河畑 隼(かわはた はやと)

資格 理学療法士
スポーツ歴 サッカー(7年)、フットサル(10年)
趣味 ギター、水草水槽
メッセージ 患者さまが前回より少しでも体の変化を感じられるよう、一つひとつの状態を確認しながらリハビリテーションに取り組みます。

山﨑 拓磨(やまさき たくま)

山﨑 拓磨(やまさき たくま)

山﨑 拓磨(やまさき たくま)

資格 理学療法士
スポーツ歴 水泳(6年)、野球(10年)
趣味 ゴルフ、釣り、家庭菜園
メッセージ 患者さまと一緒に目標へ向かって取り組むことを大切にしています。日々の変化を確認しながら、前向きにリハビリを続けられるようサポートします。

沖本 悠暉(おきもと ゆうき)

沖本 悠暉(おきもと ゆうき)

沖本 悠暉(おきもと ゆうき)

資格 理学療法士
スポーツ歴 野球(8年)
趣味 ベース、散歩
メッセージ 体の不調について患者さまと一緒に考えながら、その原因や改善につながる方法を探していきます。気になることがあれば、リハビリの際にも気軽にお声がけください。

岩﨑 武士(いわさき たけし)

岩﨑 武士(いわさき たけし)

岩﨑 武士(いわさき たけし)

資格 柔道整復師、運動器リハビリテーションセラピスト(日本運動器科学会認定)
スポーツ歴 水泳(16年)、弓道(3年)、柔道(3年)
趣味 音楽鑑賞
メッセージ 体を動かすことを通して、患者さまがより元気に日常生活を送れるようサポートします。

ドクターズインタビュー

大阪府吹田市、北大阪急行「桃山台駅」近くにある「くろだ整形外科クリニック」。肩・腰・膝・股関節の痛み、打撲、すり傷、骨折などのけが、骨粗しょう症、スポーツによる障害、手術後のリハビリテーションなど、子どもから高齢の方まで幅広い整形外科疾患に対応しています。
痛みがあるとき、人はその症状だけでなく、「このまま様子を見てもいいのか」「もっと悪くなるのではないか」「手術が必要になるのではないか」といった不安も抱えています。調べれば多くの情報に触れられる時代だからこそ、かえって心配が大きくなることも少なくありません。
同院が大切にしているのは、診察や検査を通して体の状態を見極め、患者さんが納得したうえで治療に進めるよう支えること。薬や注射、リハビリテーション、必要に応じた専門医療機関への紹介まで、その方の症状や生活背景に合わせて選択肢を考えていきます。
今回は、院長の黒田泰生先生に、医師を志した原点、診療で大切にしていること、そして地域の整形外科としてめざす姿についてお話を伺いました。

医療が身近にあった幼少期。けがの経験も、整形外科への関心につながった

医療が身近にあった幼少期。けがの経験も、整形外科への関心につながった
医師をめざされたきっかけを教えてください。

父が医師だったことは、やはり大きかったと思います。子どもの頃から、父が白衣で帰ってくる姿を見ていましたし、自分が体調を崩したり、けがをしたりしたときには、父のいる病院で診てもらうこともありました。
私自身、子どもの頃からスポーツをしていたので、けがは身近なものでした。膝に水がたまって抜いてもらったこともあります。そうした経験の中で、医療という仕事に自然と触れていたのだと思います。
ただ、最初から整形外科だけを考えていたわけではありません。臨床研修でさまざまな診療科を経験する中で、自分は内科よりも外科系の分野に関心があると感じました。
その中でも整形外科は、患者さんが良くなっていく過程を実感しやすい診療科です。痛みで歩きにくかった方が、治療やリハビリを通して少しずつ動けるようになる。生活の中でできることが増えていく。そうした変化に関われるところに、やりがいを感じました。

研修時代に身についたのは、診療への姿勢

研修時代に身についたのは、診療への姿勢
研修医時代の経験で、今の診療につながっていることはありますか。

初期研修の頃、秋田県の病院で整形外科を研修していた時期があります。都会とは雰囲気が違い、医師を大切にしてくれる地域でもありましたし、先輩方にも仕事だけでなく、いろいろな面でお世話になりました。
一方で、仕事にはとても厳しく御指導していただきました。手術に入る前には、その手術の流れや内容をスタッフ全員の前で説明できるくらいまで準備する必要がありました。理解が曖昧なままでは、実際に手を動かすことはできません。
当時は、今のようにインターネットですぐに情報が得られる時代ではありませんでした。教科書を読み、先輩に聞き、過去の手術記録を確認しながら、事前に準備していました。教えてもらうのを待つのではなく、必要なことを考えて自分で取りにいく。その積み重ねが、今の診療の基礎になっています。
日々の診療の中で新しい知見が必要となる症例に出会うこともあり、その際には最新の文献やガイドラインを確認し、必要に応じて関連分野の医師とも連携しながら、できる限り準備を整えます。患者さんに治療を行う前に、考えられることを確認し、必要な対応を想定しておくこと。それは、研修時代から大切にしてきた姿勢です。

手術後まで見てきたからこそ、地域で長く支える診療へ

手術後まで見てきたからこそ、地域で長く支える診療へ
吹田市桃山台で開院された経緯を教えてください。

父が以前、吹田市内で開業していたこともあり、この地域にはもともと馴染みがありました。私自身も開業前は市立吹田市民病院で勤務していましたので、吹田という場所にはご縁を感じています。
開業する場所を探していたとき、知り合いの先生からこの場所をご紹介いただきました。その先生は、かつて父と一緒に働いていた方でもあり、そうしたつながりもあって、この桃山台で開院することになりました。
勤務医として働いていた頃は、手術や入院治療に関わることが多くありました。手術を終え、ある程度状態が落ち着いた患者さんは、地域の医療機関へ戻っていきます。ただ、その後の生活の中で「少し痛みがある」「腫れている気がする」「これは様子を見ていいのか」と不安になる方もいます。
総合病院では、外来やリハビリの枠にも限りがあります。だからこそ、地域のクリニックとして、手術後の不安や日常生活の中で続く痛みにも対応し、患者さんを長く見守る役割があると感じています。
整形外科は、痛みを取るだけの診療ではありません。その後の生活をどう支えるか、動きやすさをどう保つかまで関わる診療です。地域の中で患者さんと継続的に関われることに、開業医としてのやりがいを感じています。

まず状態を知ることが、不安を軽くする第一歩になる

まず状態を知ることが、不安を軽くする第一歩になる
診療の中で大切にしていることは何ですか。

まずは、患者さんにご自身の体の状態を知ってもらうことです。
痛みがあると、不安が先に立ちます。最近はインターネットで多くの情報を調べられますが、難しい内容もありますし、必ずしもその方の状態に当てはまるとは限りません。怖い情報ばかりを見て、余計に心配になって受診される方もいます。
整形外科では、実際に診察をして、必要に応じて触診やレントゲン、超音波検査、骨密度検査などを行うことで分かることがあります。画面上の情報だけでなく、その方の痛み方、動き方、生活の中で何に困っているのかを確認して、初めて判断できることも多いです。
検査結果を見ながら説明すると、それだけで表情が明るくなる方もいます。「これはしばらく様子を見てもよい状態なのか」「もう少し詳しく調べた方がよいのか」「薬や注射、リハビリで対応できるのか」が分かると、不安が少し軽くなるのだと思います。
治療の方法は一つではありません。薬を飲むのか、注射をするのか、リハビリを行うのか、しばらく経過を見るのか。その方の症状や希望によって選び方は変わります。
こちらで一方的に決めるのではなく、患者さんと話しながら進めることを大切にしています。治療は続けることも重要です。患者さんご自身が納得していなければ、なかなか継続できません。だからこそ、状態を説明し、選択肢を共有し、一緒に決めていくことを意識しています。

「これくらいで受診していいのかな」と思う段階でも相談を

「これくらいで受診していいのかな」と思う段階でも相談を
どのようなお悩みの方に来てほしいですか。

強い痛みがある方はもちろんですが、「少し気になる」「長引いている」「心配だけれど、受診するほどなのか分からない」という段階でも相談していただきたいです。
首が痛い、肩が重い、腰が痛い、膝に違和感がある。痛みが強くなくても、長く続いていたり、少しずつ悪くなっているように感じたりすると、不安になると思います。けれども、どこまで様子を見てよいのかを自分で判断するのは難しいものです。
診察や検査を受けることで、原因や状態が見えてくることがあります。それだけで気持ちが軽くなり、痛みの受け止め方が変わる方もいます。
「こんなことで来ていいのかな」と遠慮する必要はありません。来てよいかどうかを患者さん自身が線引きするのは難しいと思います。気になることがあるなら、まずは相談していただければと思います。

股関節・膝・人工関節の経験を、日々の診療に生かす

股関節・膝・人工関節の経験を、日々の診療に生かす
これまで多く携わってこられた診療分野について教えてください。

外傷や骨折など一般的な整形外科診療に加えて、股関節や膝関節、人工関節の診療に多く携わってきました。股関節については、専門的に研修を受けた病院で、人工関節の症例も数多く経験しました。
股関節の疾患には、発育の過程に関わるものもあります。若い頃から悩んでいる方もいますし、20代で症状が出る方もいます。患者さんご本人だけでなく、ご家族が「自分のせいではないか」と責めてしまう場面に出会うこともありました。
そうした経験から、整形外科の診療では、痛みのある部位だけを見るのではなく、その方の生活や家族背景まで含めて考えることが大切だと感じています。
人工関節などの手術を考える場合も、レントゲン・CT・MRIなどの所見だけで判断するわけではありません。痛みの程度、動きの悪さ、日常生活でどれくらい困っているのか、年齢、合併症、仕事、体力、退院後の生活環境など、さまざまな要素を考えます。
一人暮らしの方であれば、退院後にどこで過ごすのか。ご家族の支援を受けられるのか。リハビリ病院を経て自宅へ戻るのか。そうしたことも含めて準備が必要です。
手術を受けるかどうかは、医師が一方的に決めるものではありません。治療を続けても痛みや生活の制限が強くなっている場合には、手術を考える時期かもしれないとお話ししますが、患者さんやご家族と相談しながら決めていくことが大切だと考えています。

手術を受けた後の不安を、地域のリハビリで支える

手術を受けた後の不安を、地域のリハビリで支える
手術後の患者さんには、クリニックとしてどのように関わっていますか。

手術後に来られる方には、主にリハビリテーションで関わります。
総合病院では、手術後の外来やリハビリの枠に限りがあることもあります。退院後に「少し痛むけれど大丈夫か」「腫れている気がする」「筋肉痛のような痛みがある」と不安になる方もいます。
そうした時に、地域のクリニックが間を補う役割を担えると考えています。
手術後は、関節が硬くならないようにすること、筋力を戻していくこと、歩き方や動作を整えることが大切です。可動域訓練や筋力訓練、拘縮予防など、その方の状態に合わせてリハビリを行います。
ただ体を動かすだけでなく、「この痛みは様子を見てよいものなのか」「どの動きに気をつけるべきか」を確認しながら進めることも大切です。状態を理解しながら取り組めると、患者さんも不安を抱えすぎずにリハビリに向き合いやすくなります。
手術後の回復は、病院を退院した時点で終わるわけではありません。日常生活に戻っていく過程を支えることも、地域の整形外科として大切な役割だと感じています。

痛みだけでなく、体の機能を支えるリハビリテーション

痛みだけでなく、体の機能を支えるリハビリテーション
クリニック全体の特徴として、リハビリテーションにはどのように取り組んでいますか。

整形外科でできることには、診察、検査、薬、注射、リハビリなどがあります。ただ、整形外科が扱うのは痛みだけではなく、体の機能です。動きにくさを改善し、できることを増やしていくためには、リハビリテーションの役割がとても大きいと考えています。
肩、首、腰、膝、股関節など、症状が出る部位はさまざまです。膝の状態が悪い方ほどリハビリが必要になることもありますし、姿勢や体の使い方が痛みに関係していることもあります。
例えば、首の痛みやストレートネックのような状態でも、首だけを見ればよいわけではありません。背中が丸まっている、腰に負担がかかっている、体全体のバランスが崩れている。そうした場合には、全体を見ながら、どこにアプローチするべきかを考えます。
リハビリでは、患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。何をしているのか分からないまま受けるのでは、不安がありますし、自宅で続けることも難しくなります。
来院していない時間に何をすればよいのか。次に来た時に、どこまでできていたのか。痛みが出たのか、出なかったのか。そうしたことを確認しながら、内容を調整していきます。
最初のうちは、動き方や運動の方法を確認するために、少し間隔を詰めて通っていただくこともあります。ただ、仕事や家庭の都合もありますので、無理なく続けられる頻度を相談しながら決めていきます。
リハビリは、クリニックの中だけで完結するものではありません。患者さんが日常生活の中でどう体を使い、どう続けていくかまで一緒に考えることが大切です。

骨粗しょう症は、骨折してからではなく、今の状態を知ることから

骨粗しょう症は、骨折してからではなく、今の状態を知ることから
骨粗しょう症の診療に力を入れている理由を教えてください。

骨粗しょう症は、進行していても自覚症状が出にくい病気です。痛くもかゆくもないまま進み、骨折をきっかけに初めて分かる方も少なくありません。
これまで病院で多くの手術に関わる中で、骨粗しょう症があることで治療が難しくなる場面を見てきました。人工関節では緩みのリスクに関わることがありますし、骨折の手術でも、骨が弱いと固定が難しくなったり、骨折が重症化したりすることがあります。
80代になって骨折をきっかけに診断される方もいます。骨折によって活動量が落ちると、体力や筋力が低下し、その後の生活に大きく影響することがあります。
だからこそ、骨折してからではなく、まず今の骨の状態を知っておくことが大切です。
当院では、総合病院と同等のレベルの機器を用いて、腰椎と大腿骨の骨密度を測定する検査を行っています。骨粗しょう症が疑われる場合には、血液検査で骨の代謝や治療に影響する要素を確認し、内服薬や注射薬などを患者さんの状態や希望に合わせて検討します。

自覚症状がなくても検査を受けた方がよいのは、どのような方ですか。

ご高齢の方はもちろんですが、身長が縮んだ気がする、背中や腰が曲がってきた、ちょっとしたことで骨折したことがある、親御さんに骨粗しょう症の既往がある、といった方は一度検査を考えてもよいと思います。
骨密度が下がりやすい病気がある方や、骨に影響する薬を使っている方、喫煙や飲酒などの生活習慣がある方、痩せ型の方も注意が必要です。
特に女性は、40代、50代以降に骨密度の変化が出やすくなります。今の状態を知っておくことで、将来の変化と比較できます。検診や周囲の方の骨折をきっかけに来られる方もいますが、症状が出ていなくても、自分の骨の状態を把握しておくことは大切だと思います。

年齢や生活スタイルに応じて、体の悩みは変わっていく

年齢や生活スタイルに応じて、体の悩みは変わっていく
年齢によって、よくある相談内容は異なりますか。

小さなお子さんでは、成長に伴う痛みで来られることがあります。夜中に痛がる、朝になると落ち着くけれど繰り返す、泣くほど痛がるなど、親御さんが心配されて受診されます。
10代では、成長期に伴うスポーツ障害が多くなります。膝の痛みやけがで来られる方もいます。
若い方でも腰痛は少なくありません。10代、20代でも来られます。同じ姿勢で長時間過ごしたり、スマートフォンやパソコンを見る時間が長くなったりすることで、首や腰に負担がかかっている方もいます。ストレートネックのような状態でリハビリに通っていただくこともあります。
中高年以降になると、膝や股関節の痛み、腰痛、骨粗しょう症などの相談が増えてきます。年齢や生活スタイルによって悩みは異なりますが、共通して大切なのは、痛みのある部位だけを見るのではなく、その方が生活の中で何に困っているのかを確認することです。

より詳しい検査や手術が必要な場合は、どのように対応していますか。

診察や検査の結果、MRIやCTなどの精密検査が必要だと判断した場合には、近隣の医療機関と連携して検査を受けていただき、その結果を当院で説明することがあります。
一方で、緊急性が高い場合や、早めに総合病院での対応が必要だと判断した場合には、当院でできる検査を行ったうえで紹介します。
クリニックで経過を見られるものなのか、詳しく調べた方がよいのか、早めに専門的な治療へつなげるべきなのか。患者さんの状態に応じて見極め、必要な医療につなげていきます。

通いやすさと、安心して話せる雰囲気を大切に

通いやすさと、安心して話せる雰囲気を大切に
クリニックづくりでこだわった点はありますか。

この場所にはもともとクリニックがありましたので、大きく作り替えたというより、今の診療に合うように整えていきました。
以前の建物を生かしながら、個人情報への配慮として仕切りを設けたり、電子カルテを導入したり、患者さんの動線をスタッフで共有したりしています。できるだけ待ち時間を少なくし、スムーズに診療を受けていただけるように意識しています。
院内は明るく、落ち着いた雰囲気になるように整えました。整形外科を受診する方は、痛みや不安を抱えて来られることが多いです。少しでも緊張せずに過ごせる場所にしたいと考えています。
また、桃山台駅から近いことも特徴の一つです。整形外科には、足腰に痛みがある方やご高齢の方も多く通われます。駅から近く、継続して通いやすい環境であることは、患者さんにとって大切だと思います。

スタッフ体制についてはいかがでしょうか。

患者さん一人を、医師だけで支えることはできません。診察、リハビリ、受付での対応など、チームで連携することが必要です。
リハビリでは、患者さんとしっかりコミュニケーションを取るようにしています。何をしているのか、なぜその動きが必要なのかが分からないままでは、不安もありますし、自宅で続けることも難しくなります。
患者さんが来院していない時間に何をすればよいのか。次に来た時に、どこまでできていたのか。痛みが出たのか、出なかったのか。そうしたことを確認しながら、スタッフと患者さんが一緒に取り組んでいくことが大切です。
医師、リハビリスタッフ、受付がそれぞれの役割を持ちながら連携し、患者さんが安心して通える環境を整えていきたいと思っています。

痛みや不安を抱えている方へ

痛みや不安を抱えている方へ
最後に、受診を迷っている方へメッセージをお願いします。

整形外科は、痛みや体の機能を扱う診療科です。
患者さんにとっては、分からないことが多いと思います。インターネットで調べても難しい情報が多く、誤った情報や不安になる情報に触れてしまうこともあります。
実際に診察を受け、体を動かして確認し、必要な検査をして初めて分かることがあります。そのうえで、様子を見てもよい状態なのか、詳しく調べた方がよいのか、治療やリハビリを始めた方がよいのかを一緒に考えていきます。
痛みが強い方はもちろんですが、「少し気になる」「長く続いている」「心配だけれど受診するほどか分からない」という方も、気軽にご相談ください。
患者さんの希望や生活も伺いながら、これからの動きやすさにつながる方法を一緒に考えていきたいと思っています。

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