執筆者
くろだ整形外科クリニック院長 黒田 泰生 (YASUO Kuroda)
専門医・認定医
- 日本整形外科学会認定整形外科専門医
- 日本人工関節学会認定医
「歩くとかかとが痛い」「足首をひねってから痛みが続いている」「ふくらはぎから足先にかけてしびれる」「足の親指が変形して靴に当たる」。足や脚の症状は、歩く・立つといった毎日の動作に影響しやすく、知らないうちに行動範囲が狭くなってしまうことがあります。
下肢には、太もも、すね、ふくらはぎ、足首、足、足指まで多くの骨や関節、筋肉、腱、靱帯、神経があります。そのため、痛みの原因も、外傷、足の形の変化、使い過ぎ、神経の圧迫などさまざまです。
くろだ整形外科クリニックでは、痛む場所だけでなく、歩き方や体の動き、スポーツや仕事、普段履いている靴なども確認しながら診療します。桃山台を中心に、吹田市・豊中市・千里ニュータウン周辺で足・脚の痛みやしびれにお悩みの方はご相談ください。痛み別ページでは、症状から考えられる病気、検査、治療、リハビリテーションまで分かりやすく案内する方針としています。
強い痛みがなくても、長く続いている症状や繰り返す痛みは、「これくらいなら大丈夫」と我慢せず一度ご相談ください。当院では、症状の強さだけでなく、不安が続いていることも受診のきっかけとして考えています。
足・脚に現れる症状は、痛む場所やきっかけによって考えられる原因が異なります。
| 症状・部位 | 考えられる主な疾患・状態 |
|---|---|
| 足首の痛み・腫れ | 足関節捻挫、骨折、腱や靱帯の損傷など |
| かかと・足裏の痛み | 足底腱膜炎など |
| 足の親指の痛み・変形 | 外反母趾など |
| スポーツ時の足の痛み | 疲労骨折、足部の慢性障害など |
| ふくらはぎ・足先のしびれ | 腰からくる神経症状、末梢神経の障害など |
| 足首・足指の動かしにくさ | 神経障害、外傷など |
同じ「足が痛い」という症状でも、原因は一つとは限りません。足そのものだけでなく、腰や神経が関係して症状が現れることもあるため、症状の出方を確認しながら原因を考えていきます。
足首をひねったときは「捻挫だから大丈夫」と決めつけないでください。
足は立っている間、体重を支え続けています。さらに、ランニングやジャンプを繰り返すスポーツでは、足の骨や腱、靱帯などに繰り返し負担がかかります。
足底腱膜炎では、かかとから足の裏に痛みが現れ、起床後の歩き始めなどで強く感じることがあります。また、スポーツによる足の慢性的な痛みには、足の柔軟性や筋力、足の形、靴など複数の要因が関係することがあります。
単に運動を休むだけではなく、どのような場面で負担がかかっているのかを確認し、その方に合った対応を考えることが大切です。
足の親指の付け根の関節が内側に突出し、親指が人差し指側へ傾いていく変形です。靴との摩擦で痛みや炎症が起こりやすく、進行すると歩行時の負担が増えることがあります。
足の小指の付け根が外側へ張り出し、小指が内側へ曲がることで靴に当たりやすくなる状態です。外反母趾と同様に、圧迫による痛みや皮膚のトラブルを伴うことがあります。
足の親指の付け根の関節の動きが悪くなり、特に歩行時に親指を反らす動作で痛みが出るのが特徴です。進行すると関節の可動域がさらに制限され、歩き方にも影響します。
足の指の関節が曲がったまま固まり、指先が地面に当たりやすくなる変形です。靴の中で圧迫されることで痛みやタコができることがあります。
足の指全体が爪のように丸く曲がり、関節が硬くなる状態です。指先や爪の部分に負担が集中し、歩行時の痛みや靴との摩擦によるトラブルが起こりやすくなります。
「ふくらはぎから足先までしびれる」「足の甲の感覚が鈍い」といった症状は、足だけの問題とは限りません。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などによって、腰から脚へ向かう神経が刺激されると、脚や足に痛み・しびれが現れることがあります。また、脚の神経が圧迫されることで、足首や足指が動かしにくくなる場合もあります。
そのため、くろだ整形外科クリニックでは足だけを見るのではなく、症状の範囲や筋力、感覚、腰の症状なども確認しながら原因を考えます。
次のような場合は、早めに医療機関を受診してください。
脚の腫れや痛みには整形外科以外の病気が関係することもあります。息苦しさや胸の痛みなどを伴う場合には、救急医療を含め速やかに医療機関を受診してください。
いつから痛むのか、転倒やスポーツなどのきっかけがあったか、歩行時だけ痛むのか、安静時にも症状があるのかなどを伺います。
スポーツをされる方では、競技内容や練習量についても確認します。
痛む場所、腫れ、関節の動き、筋力、感覚などを診察します。足の症状では、立った状態や歩き方を確認することも大切です。
必要に応じてレントゲン検査を行い、骨折や骨・関節の状態などを確認します。
治療は原因や症状によって異なります。主に次のような方法を組み合わせて検討します。
当院では、治療方法を一方的に決めるのではなく、現在の状態や考えられる選択肢をご説明し、患者さまの希望や生活状況も伺いながら治療方針を考えます。
足や脚の痛みがあると、無意識に痛む側をかばうことで、歩き方や体全体のバランスが変わることがあります。
リハビリテーションでは、痛む部分だけではなく、関節の動きや筋力、姿勢、歩行などを確認します。何を目的に行う運動なのかをご説明し、ご自宅でも取り組める内容をご案内します。
次回来院時には、自宅で運動できたか、痛みが出なかったか、歩きやすさに変化があったかなどを確認し、その時の状態に合わせて内容を調整します。
靱帯、腱、神経などをより詳しく確認する必要がある場合には、MRI・CTなどの検査が必要になることがあります。
当院で詳しい検査が必要と判断した場合には、連携する医療機関で検査をご案内します。緊急性が高い場合には、検査を待たず総合病院などへご紹介します。また、手術など専門的な治療が必要な場合には適切な医療機関へつなぎ、その後のリハビリについてもご相談いただけます。
足や脚の痛みは、歩くたびに感じる症状だからこそ、少しずつ外出を控えたり、「仕方がない」と我慢したりしやすいものです。一方で、軽い捻挫と思っていた症状や足のしびれに、詳しい確認が必要な原因が隠れていることもあります。
くろだ整形外科クリニックでは、「なぜ痛むのか」「このまま経過を見てもよいのか」「どのような治療が考えられるのか」をできるだけ分かりやすくお伝えします。
桃山台・吹田市・豊中市・千里ニュータウン周辺で、足首の痛み、かかとの痛み、外反母趾、足・脚のしびれ、スポーツによる足の痛みなどが気になる方はご相談ください。
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